美容脱毛と医療脱毛の違い

脱毛といっても「美容脱毛と医療脱毛の2種類があるけど違いがよくわからない」と困っている方もおられると思います。同じ脱毛でも施術に対するアプローチから金額面まで前者と後者では大きな違いあります。そこで今回は、美容脱毛と医療脱毛の違いについてご紹介いたします。

1.施術を受けられる施設が違う
美容脱毛と医療脱毛について根本的な違いは施術を行う施設が異なります。
医療脱毛は、医師による医療行為に当たる施術になるため「クリニック」や「美容皮膚科」といった施設でしか脱毛処理を行うことができません。一方、美容脱毛は、医師でなくても扱うことができる施術マシンを使用するため、脱毛サロンやエステサロンで施術行為を行うことができます。
この違いの要因は、医療脱毛で用いる脱毛機器の出力は美容脱毛よりも強いため場合によっては麻酔を使用することがあります。また施術による肌トラブルが発生した際に医師による処置を受けられる環境が義務付けられています。一方、美容脱毛の場合は、脱毛機器の出力が医療脱毛よりも弱く、肌トラブルの発生リスクが低いことから脱毛機器の取り扱いを熟知していれば特別な資格がなくても脱毛行為を行うことができます。

2.脱毛効果の違い
医療脱毛と美容脱毛の違いは、脱毛効果の持続期間となります。
医療脱毛の場合は、出力の強いレーザー機器を使用することが多いことから、肌へのダメージが強いことから痛みを感じる場合がよくありますが、その反面脱毛効果は絶大であり永久脱毛効果を得ることも可能な脱毛方法です。
美容脱毛の場合は、出力の弱い脱毛機器を使用するため肌へのダメージや痛みは比較的少ないものの、脱毛効果は永久ではなく個人差がありますが、時間の経過とともに再び施術箇所から無駄毛が生えてくる可能性があります。

3.金額面の違い
医療脱毛と美容脱毛では施術に対する金額に大きな開きが、同じ施術箇所を希望しても美容脱毛の金額に対し医療脱毛ではおよそ8倍の金額が必要となります。
例えば、美容脱毛で全身脱毛コースを選択した場合、およそ7万円だったとしたら医療脱毛ではおよそ56万円が必要となります。もちろん金額の開きに対して脱毛効果や施術の進め方にも違いがありますが医療脱毛を検討している方はあらかじめまとまった金額を準備する必要があることを心得ておくと良いでしょう。

まとめ
医療脱毛と美容脱毛においては、脱毛効果だけでなく金額面にも大きな違いがあります。自分はどんな脱毛を求めているのか、いまいちど整理して理想の脱毛方法を選択しましょう。